青と猫

今日じゃなく、こないだ日曜日の晴れた空。アンテナが舟のようで、青がことに眩しかった。

先週行ったひとりお墓参りでは、見たことないよな、濃い青のツユクサを見っけ。一切の画像加工なしにこの青!田舎だから?と思ったけど、近所のツユクサも今年は青が鮮やかな気がする。雨降り続きだからかな?

そして。最近買った朝顔のカヤフキンがとてもよくてうれしい。

裏は青いとこがナイス。カヤ地に透ける感じがたまらない。見るたびに気持ちよくなる。

と、気持ちいいことをムリやり集めてみました。

もう2週間以上、ダメ出し続きのラフの直しの連続で、タイムリミットな時間を思うとますます焦る。ダメ出してもらうことはほんとはありがたいのですが、半世紀以上も生きてるのに、自分の何もできなさに途方もなくなります。

何度も直すうち、うっかりヒゲの数が合ってなくなり、とはいえ、本原稿では自分で気づくはずの部分の指摘とか、最近はジェンダー的な要素も厳しいチェックが入ります。自分の中では、そんなつもりもないことだったりするんだけど。

今日は何度目かのお返事待ちで、ちょっと気分的にはホッとするよなしないよな。

ネタバレできないので、詳しくは言えないのですが、猫親子の短い短いお話です。絵本では、登場人物の服装や顔立ちがページで違わないようにするのが、けっこう気を使います。前やっていた布作品の頃は、柄物だと遠景近景の差に苦労しました。絵の具だと、その辺自由ですが、数がある絵の具の微妙な違いを間違えないようにしないとです。

お返事待ちのこのスキに、あれこれ試し描き。今回、色のテーマもあるので、なかなか覚えるのが大変。でも、色塗りは楽しいです。というか、色に救われる。ダメダメな自分の途方もない気分が。

猫模様の遺伝的なことも、ちょっと勉強しました。不思議なことににそのあたりは一度もチェックされず。でも猫好きの方に違和感ない柄にしたく、自分なりに健闘しております。

というわけで、海にも山にも行かず、引きこもる夏であります。青い色に海を感じ、グリーンに森の緑を思いながら、黙々と世間から取り残される日々です。いつものことですが。そして、それはそれでしあわせだったりします。そうじゃなくても、メジャーな話題からは取り残されているので。

今朝は、朝散歩したら、食べ頃の草を見っけたので、たくさん摘んできました。草パスタにしたら、少しキャンプ気分になれるかな。と、楽しみに今日もがんばろう。

皆さまもよい夏を。

 

 

惑星と太陽

今、日の出30分前の東から西の空へ惑星が弧を描いて並んでいる。朝の3時半。最初はアラームかけて頑張って起きた。部屋から見上げたら、木星が見えて、一気にテンション上がり、外に出てみた。

並んでる!金星、月、火星、木星、土星。画像には幅広すぎて、土星が写ってないけど、目視できた。

今は新月を迎え、月は見えない。画像は一気に地味になるが、実際に見ると惑星感は増す。きれいな間隔なのも天上なのもあって、大きな半円に包まれてる感じ。なんだろう。パワーというか、元気が出る。

個展後、ずっと続いた緊張から解かれ、無事終えた安堵感と、都心に毎日通って毎日たくさんの人に会うという、日常とは真逆な生活のせいか、めっちゃ疲れがとれなかった。

伸ばし伸ばしにしてた歯医者に行き、あまりに疲労が辛いので、たまに行く整体を受けた。小平にあったのに、いつのまにか国分寺に変わってた。

南口のこっち側の坂を下るのはすごい久しぶりな気がした。歌姫を失くしたほんやら洞は開いていた。

白いアジサイが鎮魂花みたいだった。

夕方だったので、ついでにホタルを見に行ったが全くいなかった。調べたらこの数年見られなくなったらしい。どこもここもホタルがいなくなってる。天候のせいもあるのかな。調べてここならいるっぽいというバスで行けるわりかし近い場所を見つけたが、そうこうしてるうち、梅雨が明けた。地球、もうすでにかなりおかしいね。戦争してる場合じゃない。SDGsとか今になって話題になってきたけど、多摩地区ではもう30年前から言ってたよ。ハチドリのしずくだって国分寺には20年前からスローライフの拠点があったよ。

と言ってみてもしょうがない。夏は猛暑というけれど、すでに猛なのにどういうこと?簾やゴーヤカーテンを言う人さえ居なくなってる。ただの流行りだったのか。

私は去年よりひと月早く簾をかけたよ。気温は高いけど、まだ太陽は真夏の高度ではないのよね。そこが違和感。

話飛び飛びだが、整体受けたら、徐々にすごく元気になってきた。季節の変わり目メンテナンス、大事だね。

で、夜明け前に惑星の並びを見て家に戻ると眠いのだけど、二度寝はよくないと思いながらも、ちょっとゴロンとすると、美しい夜明けの空劇場が始まって、ハッと目覚める。

毎日めちゃくちゃ暑いけど、そのかわり、みたいな、明けの空と夕暮れ空。毎日違って毎日めちゃくちゃ美しい。

おひさまは何も悪くない。と思って、惑星→散歩→ヨガのルーチンで、ヨガでは太陽礼讃の連続ポーズをここのところ続けてる。

夜明け前はまだ蒸し暑い。ところが、おひさまが昇り出すと、とたんにさわやかな空気になる。心地いい風も吹く。新しく生まれる!そんな空気。

歩いてヨガすると、その清々しい空気のせいか、とても気持ちのいい汗をかく。昼間のアスファルト照り返し浴びてかくやな感じとは全く違う。そしてシャワーを軽く浴びると、むしろ身体はあっためたくなるくらいすっきりしているから、わりとちゃんと着る。

今朝はそれから玄米を炊き、寒天で水羊羹作った。朝ご飯は母の梅干しも食べた。

この朝の数時間は、数時間もたってるのに何をしてたんだろうというくらい隔世してるよな不思議な時間でもある。スマホもほとんどいじらない。だけどとても元気が湧く。惑星パワーもあるのかな。

さて今日もいちにち、丁寧にラフを描こうと思う。なかなか進まない。でもいい。時間が許す限り、じっくり取り組みたい。

ほとんど外には出ず、誰とも話さず、音も聴かない。簾下ろすと暗い。でもいい。夏はいつもそんな気分。まだ6月だけどね。

魂はどこか遠くを旅してるのか。惑星の間とか。なんかそんな気分。でもいい。

水羊羹固まってきたかな。今日はそれ楽しみにがんばります。

みなさまも暑さに気をつけて、お過ごし下さい。3時半の天体、7月頭まで見られるみたいです。おすすめですよ。見上げてみてね。

で、今朝。カッコウ時計が3時半で止まってた。まさか、惑星のしわざ?と思ったが、

カエルのしわざであった。

いつのまに?

ほんとはこれだけ書くつもりだったのに(^^;長々失礼しました。。

では。

 

ドクダミ

今朝から朝散歩復活。近所のドクダミがびっくりなほど真っ赤だな♪こんなに鮮やかな朱色に近い赤は初めて見たかも。天候か土か。ここは節分の頃、落ちてた水晶に出会ったとこだから、不思議エリアなのか⁈

こんな感じはまれにある。にしても、こちらもかなり紫だな。

ドクダミ、赤味のある茎葉が独特です。はっきりした白い花も存在感。強い草です。消臭、お茶、染め、、効果も絶大。

…と思って、草日記トップバッターにドクダミを描きました。個展で展示したら、ドクダミだけ描いたのを初めて見たという方がお迎えして下さいました。

ドクダミに限らず、草は常に添え物的存在です。しかし、どこにもあり、あらゆる種類が常に進化してて、驚くべき生き物です。草に気づくと、生活はぐっと豊かになるように思うのです。

という願いもこめて、これからも草日記を続けたい。第3弾はあの草と決めてます。展示中は道端で近所でビル谷でよく見かけたのに、探すとない。そんなあまのじゃくなところも草の魅力かもしれません。

次の仕事は、ネコのおはなしです。久しぶりに保育月刊誌のお話作絵をやらせていただきます。今年の夏はネコと共に駆け抜けるぞ。

しかし、いまだ心身ぼんやり疲労中。。ホタル見て復活したいな。

 

夏至

去年の冬至にヒンメリを作った。出来上がったのは年明けだったかもしれない。そのときの写真を見たら、すでにシロフクロウがいる。同じくらいに完成だったね。

どちらも、個展を見守ってほしい願いを込めた。シロフクロウは羽ばたくことなく、昨日持ち帰ってきた。またこれからの日々を見守ってもらおうと思う。

今回作ったヒンメリは、かなり細い麦わらで、すでにあちこち破損している。直し直し来たけれど、今年は無事個展も終えたので、フィンランドの風習に習い、燃やしたいなと思う。でも、燃やせる庭もないので、仕方なく自力では燃やせないが、お役目終了で天に戻したいと思う。

夏至前夜の先ほど、夜散歩したら、ハクビシンの親子に会った。どこからか、故郷♪を奏でるオカリナの音が聴こえてきた。不思議な夜だな。明日はホタルを見に行こうかな。

良い夏至を✨✨