巡回展

ただ今、絶賛巡回展中です。私もまだどなたの原画もラベルも拝見できてないので、行きたかったのですが、やはり難しそうです。もし、機会ありましたら、見ていただけたら幸いです。

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東日本 復興支援チャリティ
素敵に食卓「日本酒ラベル展XIV  彩」巡回展
2023.11.8(水)〜 2023.11.19(日)
松山 酒ミュージアム(宮城県大崎市)

浅羽容子 天野聡美 飯野和好 池田あきこ
石川ゆかり 石田尚子 伊波二郎 大野隆司
小川ナオ 小倉正巳 姉崎かずみ 川浦良枝
国武 将 クリシュナ智子 さとうしのぶ
千耕 高橋三十三 高松ひとみ たちようこ
なかがわみさこ 蜷川みほ 原マスミ
正岡えみ Matsu★Bockrin  ミズシマ シゲル
武藤良子 山口マオ 山崎杉夫

*原画売り上げの一部は、あしなが東日本大震災遺児支援金に寄付されます。

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ところで。最近チェコフェスでゲットしたこのコたちに励まされています。ふたりは入れ替えができて、運転手交代もできるんです!私はというと、万年ゴールド免許(一度も運転したことない)ですが、何度目かの更新月がやってきました。今は試験場だけじゃなく、警察署でも更新できるんですね。でも私は、お天気のいい日に、ぜひ野川沿いくじら山の裏手の試験場にのんびり行けたらなあと思っています。

 

ミュージアム

立川にあるPLAY!ミュージアム。
いつも展示を超えた展示を見せてくれて、
ワクワクします。

前回のエルマー展。
エルマーのお話は
もうほとんど忘れてますが、
このシーンは一番くらいに印象深い
ワニの背中に乗って海を渡る
これを始まりから体感させてくれました。
(鴨川の飛び石を思い出す!)
ちょっとブニョっとしていて
ワニっぽいのよ。
ワニに乗ったことはないけど‥。

もうこれで忘れてた記憶が
一気にエルマーの世界へ。

エルマー展、
ってどういう?と実は思ってました。
古い作品だし、海外だし、と。

そしたらたくさんの原画がずらりと。

とても小さく、繊細に描かれています。
日本で初だそう。
そうですよね!
それが立川で拝見できる日が来るとは。
感無量です。

エルマー展では
すぐあとの
鹿児島睦展の割引券ももらえて
‥というわけではないけれど、
会期早々に行ってきました。
というのも。


(これは現地での手描きですよ!)

鹿児島睦さんと
梨木香歩さんの本が
この展示会期始まりで発売されたからです。
でもどこの本屋にもなく、
密林さんでは送料がかかる。
?と思っていたら

展示の中に
この本があったんです。

始まりから全てが可愛く、
また朝の光を思わせる
照明にあーなんて素敵と思っていたら。

その本の部屋が突如
現れ、
え、と思って進み始めてすぐに

泣いてしまいました。。。

本、読んでなくてよかった。

そうだったのかー。。

この照明がまたいいんです。
PLAY!の展示は
いつも流線型で仕切られて
アアルトの建築を思い出します。
この有機的な空間の中での展示は
すごく細胞レベルで
入り込んでくる
魔力があると思う。
昨秋のjunaida展の他館での巡回展を見て
すごく印象が違うことに
びっくりしました。

PLAY!は子どもの遊戯施設も併設されていて、
一角も公園のようになっています。
基本的に絵本作家の展示をミュージアムで
鹿児島さんは異例ですが、
ぴったりでした。

絵本と言っても
原画展でも
素朴な材料で仕切られ
組まれていながら、
物語に入り込め、体感できる
しかけがうまく施されている。
まさにミュージアムです。

ネタバレしたくないので、
この辺で。。(^^

巡回展もあります。
ぜひお出かけください!

そして体感ということでは
先日は運河のそばで
大好きな植田真さんの
ライブペインティングを長い時間
見ることができて
感激でした。

雨曇りの運河っていう
ロケーションも
どこか遥かな気持ちになり、
よかった。

そして昨日は
今年2回目の野音へ。
日比谷野外音楽堂です。
なんていうか
いいんですよね、
この規模のステージと
半円形の会場と
緑に囲まれつつ
ビルを見上げるという
そこにロックが溢れるという。
いるだけで
ハッピーになれるというのは
なんでだろ。
100周年!で新しくなるということらしいけど
この雰囲気はどうなるのかな。

先週なんとなく買ちゃったチケットで
一番後ろだったけど、
さらに後ろに立って
踊ってたら、
葉っぱがハラハラ頭に落ちてきたのも
楽しかった。

某バンドマンが
世界中悲惨なことが続くけど
こういう瞬間をつないいきたいと
話していた。

ほんと。そうだよね。
少しでも
いいエネルギーで満たされていくように。
祈りながら、
私もがんばろう。

京都

先月、一年弱ぶりに
京都滞在ができました。
混んるでしょう?とよく言われるけど、
観光地のお寺には行かないので、
東京の人混みに比べたら、
どこものんびりしてます。
低い山に囲まれて、
ちょっと行けば鴨川の流れがある。
街はコンパクトで、
地下鉄や電車、バスですぐに移動でき、
大きな駅でも都心の駅のような巨大さではないところが
いいです。
知らない街なのに、
自力で動ける感じが
私的にはヘルシンキにも似た感触なのです。

短い滞在の中、大阪にも行き、
京都府の北に住む友人と再会もでき!
フィンランドカフェから始まる予想外の出会いもあり、
若冲も生で見られ、
朝イノダは無理だったけど、
歴史的建造物の前の朝カフェで
リモートワークもでき、
充実の旅でした。

話したらキリがないので、
少しだけ。
去年行きそびれた
京都府立植物園。
ここが想像以上に素晴らしかったんです!

植物を展示のために集めただけではなく、
その地にあった神社の森をそのままに
植物園にしているのでした。
知らずに歩いていたら、
すごい気に満ちた森を歩いている気分になり、
すごいなあと思っていたら、
アオサギがトコトコと
草地を歩いて横切る。
しばし一緒の時間を過ごして、
さらに進んだら、神社があり、
説明を読んで初めて知りました。

その近くにあった水車がまた!
ちょっとうまく話せないので、
動画を見てください。

IMG_5712

もちろん、
熱帯などの温室もあります。
そこも素晴らしいですが、
出てきて、建物を振り返ったら、
その建物もとても有機的な形で
すごいっ!とうなりました。
京都、見所はたくさんあって、
なんで植物園に?という方もいると思いますが、
騙されたと思って、
ぜひ訪ねてみてください。
特別な時間を体験できると思います。
絵を描いている人、
三脚で本格的な写真を撮ってる人が多いのも、
印象的でした。
あと、野菜の展示もありました。
京野菜だけでなく、
つるものいろいろを集めて
ブラブラさせていて
楽しかった!
発想がさすがや〜。

水琴窟も
今までいろんなとこに
たまたま出会っても
ちゃんと音を聞けたことがなかったけど、
ここのは本当にしっかりと響く
美しい音色でした。

入り口は駅直結!の北山口から、
帰りは鴨川の方へ出ました。
出口からすぐに鴨川で
川べりを歩いていたけど、
日差しが強く、
日陰のある反対側に渡りたいなと思ってたら、
飛び石があり、
子どもたちとすれ違いながら、
ぽんポンポンっ!と
向こう側へ。

これがね、すーっごい気持ち良くて、
楽しかった!
なんだろう?
便利な暮らしになってるせいか、
こういうちょっとドキドキしながら、
やってみる、すっごいささやかなことが
大きな喜びだったりします。
あのハッピーな気持ちを
忘れずに生きていこうと
大袈裟だけど思いました。

いいお天気だったのもよかった。
帰りの日には、朝から少し雨模様。
山の方ではたくさん降っていたらしく、
街中で除いた鴨川は
茶色い水で増水していました。
この日は川べりをゆっくり歩けて
よかったなあ。

あと、嬉しかったのは、
去年も行けた本屋さん
誠光社さんにまた行けたこと。
たまたま、おもては土砂降りで、
雨の日の少し暗めな
静かな時間の中、
この本屋さんにしかない
本棚とゆっくり向き合える。
何にもかえるがたい
愛おしい至福の時間でした。

あてなく歩いた町屋の街並みの中で
おいしいパン屋さんを見つけたり
(実は前に本で見て行きたかっとこ)
やっぱり偶然見つけたカフェから
京都の一望できたり
(ここも前にフォロワーさんが
展示していますという
投稿を見たとことだった)

Googleの地図はとても便利だけど
そこから離れたところで
宝物は見かるのかも
なーんでね。

野生の勘を日々の暮らしの中で
鍛えていこうと切に思いました。

海のえんそく〜その2

すっかりすっかり、ご無沙汰してしまいました‥m(___)m

お元気ですか?私はお元気ですよ。
ただ目が辛いことも多く、
(→頭も痛くなる)
仕事で原稿を打つ以外は、
PCからなるべく遠ざかっていました。
先日、展示が暗くてキャプションがよく見えないことが
1週間に二回続き、
これは病気かも?と眼科を受診したら、
ただの老眼でした。
40ぐらいから始まるというのに、
この年までメガネをかけずにきたことを、
怒られました‥ように感じるくらい、
ちょっと検査の方が怖かった^^;
(怖いの、苦手)
でも夏にサングラスを作った
メガネ屋さんが優しかったのを思い出し、
即入店、作ってもらいました。
手元を明るくすれば、
裸眼でも本は読めるんです。
そうやってずっときましたが、
それも霞むようになり、、
絵を描くときは、見えなければ
机に設置の拡大鏡を覗くので、
問題はなかったのです。
明るくない場所で本が読みたい場合もあるし、
展示のように暗い場所もある。
あれば、便利かもですが、
慣れるかな。そこが心配ですが、
楽しみです。

9月の日差しの強い日、
野外の撮影に立ち会う仕事が続き、
見えづらくなったのは、
その後の影響もあったかなあ。
サングラスをかける余裕がないほど、
終日取り込み中な仕事で、
ちょっとくらい大丈夫かな‥が
よくなかったかな。
でもかえってよかったということにしよう。

でも、眼科で「C」を見る検査(今はそれもデジタルなんですね!)
をしたら、思ってたより見えるんですよ。
確かに、知らない街へ行っても、
遠くの看板や表示はすぐに見つけられるタイプです。
‥というか、
遠くばかり見ているのかも(^^

で、海のえんそく〜その2をようやっと。

8月末に、横須賀美術館へ行ってきました。
荒井良二展です!

この美術館は海が目の前。
貨物船がたくさん行き交い、
遥かな気持ちになります。
(初めの写真は美術館のカフェから)

絵本原画を始め、
こんな楽しいおうちや
立体もたくさんありました。
私と共著があるなんて、
ほとんど知られていませんが(^^
誇りだなあとあらためて思いました。

海の近くに住む絵本作家で同窓生の友人に、
車で連れてってもったので、
海沿いのお店で、
タコライスも食べられました。
沖縄のそれじゃなく、
ホントの?(タコが乗ってる)
タコライス!

そして、帰りには、
すごいものを見れちゃったんです!

海の向こうのザ・ダイヤモンド富士!
見物の人も少なく、絶景ポイントで、
波の音を聞きながら、堪能できました。

そのあと、今年はもう最後だという
海の家に行って、
地ビールを。

海の家も、タコライス屋さんも、
赤ちゃんを腰に抱えて働いている人がいて、
共存の空気感が懐かしく、
いいなあと思いました。

この夏はクラフトビールに
目ざめてしまったこともあり、
なんだかいつもより
ビールを飲んでしまったかもですが、
さて秋になりまして、
そろそろ日本酒ラベル展も迫ってきました!

今年は10月末です。
って、今月だ!

ということで、
次のポストで
お知らせしますね。

よろしくお願いいたします!