天使

先月の個展に出してたこの「たまご」という作品は、今月になってからお迎え先の方にお渡しとなりました。その際にお話を伺い、この作品は七夕生まれのお孫さんへの誕生日プレゼントだと知り、うれしくなりました。この作品を描いた昨年秋、突然天使が描きたくなった時期でした。お孫さんはクリスチャンで姉妹のお姉ちゃんだとか。私はクリスチャンではありませんが、同じその年頃、教会に通ってました。その体験がすごく根っこにあるということを、2018年ボローニャの絵本市に行ったとき、気づきました。不意に入った教会で、デジャブのような突然の閃光に包まれ、涙が溢れたのです。

作品を描くとき、あまり意図を持たないようにしています。描きたいモチーフがあっても、直感で湧き上がるイメージを大事にしたいと心がけてます。なぜこの作品を描いたのか、展示してよいのかさえも、実は悩みましたが、展示してよかった。

今回の個展では、作品もグッズさえも、作ってよかったと思う体験が多く、これからの勇気になりました。家の事情もあり、美大出身ではない私が絵を仕事としてもいいんだろうか?と思うことしばしばですが、私に何かあるとしたら、神さまのような見えないけれど、守ってくれてる何かの代わりに伝える役目があるのかなと最近少し思うようになりました。いつも気にしていただけるみなさまのおかげです。ありがとうございます。

今朝は暑くて日が昇らないうちに目が覚めて、なんとなくそのまま夜明けの空を窓から見たら、外に出たくなり、夜明けの空気を吸ったら、なんて美味しいんだろうとしみじみ味わいました。

そして部屋に戻り、ヨガを初めたけど、なんだか落ち着かず、朝さんぽに出たら、おひさまの上に小さな虹がいたよ。

虹を見るといいことあるよと皆言うけど、私は虹が神さまからのご褒美だと思う。

よし。今日も猫まみれ。がんばります(=^x^=)/