メリーメリー

21日夕方、ヘルシンキセンター主催のヘルシンキからリアルタイムzoom、拝受いたしました。クリスマスの風景というタイトルでしたが、気温が低く充電がどんどん落ちるということで、1時間の半分は車内で充電しながらフィンランドのクリスマスの過ごし方についてのお話でした。クリスマスの日にはご飯を食べる前にサウナに入り、食事後は本をプレゼントしあい、各々その本の読書タイムになると話されていて、個を大事にするフィンランドらしいなと感服しました。

私はほぼ毎日昼間、NHK第二のラジオを聴いてます。テキストはないので、いろんな言語の講座は、言葉の習得にはほとんど結びついてませんが、文化や風習の話が聞けて面白いです。今の時期はクリスマスの過ごし方の話も多いですが、ヨーロッパの国々では静かに過ごすときいて、なんとなくどんちんちゃんなイメージの日本のクリスマスよりお正月に近い雰囲気かなと思いました。宗教行事なんですね。ヘルシンキもひとけない広場に飾りもない巨大なツリーがあり、港近くの野外マーケットも年の瀬のアメ横的な雰囲気でした。

その日は朝11時でマイナス11度。寒い。けど明るい。オシャレなイメージのヘルシンキでも冬季はしっかりアウトドアスタイルで、テントの下でピンメリや靴下やクリスマスのお菓子を売ってました。サウナは日本でもブームみたいですね。私もサウナ入って、ピンメリ作りたくなりました。

その港にはプール付きサウナも観覧車もあります。そこのサウナも観覧車も私は体験してないけど、その風景だけでうれしくなった思い出。そしたら、そのクリスマスな港のマーケットには、メリーゴーランドもあったんです!たぶんこれは、可動式?クリスマスバージョンかな。街中にメリーゴーランドっていいよね。モンマルトルの地下鉄駅の前にもあったなあ。あれは常設かな。

メリーゴーランドは、幼稚園の頃、遠足?で行った遊園地で、係の人に乗せてと言えなくて、みんなが乗った高い位置て動く馬に乗れず、低い位置で上下しない小さな馬にしか乗れなかった悲しい記憶があります。

なかなかいろんなことが話せないコでした。じつは今もです。。

PC画面なので虹がかってます。いいでしょ!

いつか乗りたいなあ。

よいクリスマスをお過ごしください🎄

 

 

くるみ割り

駅へ向かう住宅街の道のとある角にくるみの殻が散乱してて、最初は誰かの落とし物かと思ってました。でも冬が近づくといつもいつもあるので、何だろ?と。もしか、鳥のしわざ?この硬い殻を割れる?と不思議に思ってたら。

今朝、犯人がわかりました。

やっぱり!カラスでした。電線の上から落としてました!落として割れる?車でつぶれたりするのを待ってるのかな。くわえて飛んでいきました。やるなあ。

こんなカラスに見送られ、今日は早よから出発です。

草も白くなってました。

富士山もきれいです。そしていつのまにか葉っぱ散り、この隙間から見えるようになってました。

朝の町はヨーロッパみたいな

どこか遠い町みたいでいいね。

今日は江戸時代の参拝コースを両国から井の頭まで歩きます。疲れたら、リタイヤしよう(体育的なことはがんばらない。がんばれないわたし💦)

ただ今中央線。すれ違ったカイジ号には駅弁食べてる子どもみえた。いいね。いいなあ。

私が旅に出るのはまだまだ先かなあ。でも今日はちょっと旅気分で!トコトコ行ってきます〜✨✨

56年前に産まれた病院前で乗り換えて、両国へ。

寒くなってきましたが、みなさまもよい晩秋をお過ごし下さいね。

 

すきまの先

ここの前を通るたび、見上げてしまう。ビルとビルのすきまの階段その先の空。

 

 

そしていつも思い出すんだよ。

この階段の先の青空を。

どこかヨーロッパみたいだけど、

ノンノン!沖縄、那覇、公設市場あたりのごちゃごちゃアーケードの中ふっと見つけたすきまの空。

上の方にはシーサーもあるよ。

見っけてみてね。

 

 

賢治の旅<1990→2020>その4*花巻

滞在23時間の賢治の旅2020、
花巻にももちろん行ってきましたよ。
新幹線で盛岡→新花巻から賢治記念館へ。
1990では、イギリス海岸や
花巻農学校の敷地内にある
羅須地人協会にも行きましたが、
今回は諦めました。
賢治記念館、手荷物はロッカーではなく、
事務所で預かってくれるのですね。
なんだかほっこりました。
30年前、私が一番印象的だったのは、
賢治がセメント会社の
営業マンをしているときの名刺が
展示されてたことなんです。
賢治先生がとても身近に感じた瞬間で、
なんだかムネがいっぱいになったのを覚えています。
今回はそれは見つからず、残念でした。

でもゆっくり見れたし、さあ東京へ帰ろうと、
記念館の門を出て、ふと振り返ると。
すぐ隣に立派な参道があるではないですか。

30年前はなぜ気付かなかったのだろう。
吸い込まれるように歩いてみた。

実は、こんな館の夢をみたばかりだったので、
ちょっとびっくりでした。
意味はなさそうですが。

神社を出て、新花巻駅までの道、
とぼとぼと歩いていると、
黄金の草穂に出会いました!
黄金、、と賢治先生は書いているんですよ。
でも、枯れた草穂が黄金とは、
それは大袈裟だな、
賢治には黄金にひってきするのだろうけど、
と思ってました。
そしたら!
イーハトーブではほんとに黄金なのでした!

最後の最後に
賢治先生から
プレゼントをもらったような気分なりました。

冷麺もわんこそばもじゃじゃ麺も
食べられませんでしたが、、
盛岡駅で福田パンを買って、
新幹線で、
車窓から田んぼで寛ぐ白鳥を見ながら
食べました。

 

賢治の旅シリーズはこれでおしまい。
もっと早く、アップできれば良かったのですが、、
遅くてすみません。。。m(__)m
しかも4回飛び飛びのアップで、
ごめんなさい。
読んでくださり、ありがとうございました。

私の中の賢治展の作品やギャラリーの様子など
合わせてみていただけたら幸いです。

今度行ける日が来たら、
岩手山、ドカドカとムネ鳴らしながら、
登ってみたいな。
七つ森でのんびり「雲見」したいな。
小岩井の羊になりたいな。
馬吉みたいにオペラ歌う馬と話したいな。

そんな日が早く来ますように。

私の中の賢治展、
巡回展ができるかどうかはまだ未定ですが、
時間切れで描きそびれたものも
作品追加したいと考えています。
合わせてライブでお会いできる日が
いつか来ますように。

賢治の旅<1990→2020>その3*盛岡 

小岩井からバスで盛岡へ帰って来まして
夕暮れの開運橋からの岩手山2020です。
以前と比べると
岩手山が川の先感が薄れたような気がしましたが
河岸にできたマンションが
ちょっと風景に入ってきてしまうせいかな
と感じました。
‥そんなことを
誰かも言ってたような。

三日月と飛行機雲!

に背中押されながら
光原社を目指したのですが

光原社
知る人ぞ知る
賢治の聖地そして
盛岡のステキスポット
小さな小さな広場のような中庭を囲んで
ショップ、ギャラリー、カフェがあって

小岩井の火照りを沈めるにはあそこ!
と一目散に目指したのですが
カフェは休業中でした。
残念。

代わりに
というか
川沿いにできたオープンカフェで
気持ちのいい風に吹かれてみました。

いい感じにお店が並んでて
これまでの盛岡のイメージともちょっと違うけど
これもありみたいな

‥というのも
誰かに聞いたような。

このあと
少し、お城の公園のほうへ行ってみました。
1990では
一泊を今回と同じ駅すぐのホテル
もう一泊を県庁の近くの
北ホテルというところに泊まりました。
‥ということは
すっかり忘れていのだけれど
(その1に書いた虹事件のインパクトばかり記憶に残り💦)
今回行くんだ〜と話した数少ない友達のうち二人から
あのときの北ホテルに泊まるの?
と言われて初めて思い出しました。
そうだそうだ。
帰ってきてそんな話したっけ。
一番興味津々聞いてくれたYさんは
もう天国に行っちゃったけど。
そして
北ホテルはパリにもあると教えてくれた友達は
今パリに住んでいる!
30年の歳月です。

今回時間がなかったこともあり
駅から離れた北ホテルには泊まれなかったので
みんながそんなにいうならと
前まで行こうかと思ったのだけど
アーケードな繁華街は
あのときとは全く違う印象で
コロナ禍ということがあったからかな。
サラリーマンの街という雰囲気
お店もそんな場所しか開いてなく
ちょっと怖い感じもして
すぐ戻りました。

いつかまた行けたら
北ホテル
絶対行こう。

そして翌朝。

早起きしたので
まだ明るくなる前に
お散歩に出てみた。

そして歩き始めてすぐ。
川沿いのこの木を何気に見て

あ!
となりました。

1990のとき、一番最後に寄ったのが
この橋のたもとにあったぽぷら館という名前の
喫茶店。
川に向いて窓もあったので、
帰りの新幹線までの時間
ちょっとゆっくりお茶飲んで
旅の灌漑にふけろうと入りました。

そしたら

客はわたしひとり。
もちろん窓沿いの席に。
すると、座ってまもなく、
橋の上から誰かが花束を川に投げたところを
目撃してしまったのでした。
ちょっとびっくりして
今、お花を投げた方が。。という話を
やはりたったひとりカウンターにいた
お店の方とお話しし始めて、
年配の女性の方だったけど
すごく気さくで
ひとりで来たの?と
あれこれ切り込んできて
すごい短い間に
けっこうな話をして
濃い時間を過ごしました。

旅の最後にとても印象的な出来事だったので
帰ってから
年賀状か何かに
葉書を出したら
お返事も来たような。
でもそのあとは
音信不通になりました。

ぽぷら館でそんな時間を過ごした話を
お山の絵を描くイラストレーターのNさんに
最近話してたら
ぽぷら館はもうないけど
ぽぷらの木はあるよ
という話を聞いてたけど
イマイチどういうことか
それはわたしが知ってるのとは違う場所では
と思ったりしてたのを、、

このプレート見て、
思い出しました!

そういうことなんです!
91年秋ですよ。
ぎり一年前だったのです。
そのママさんも亡くなったとどこかで読みました。
もし一年ずれてたら
あの思い出はなかったと思うと
不思議です。
そして皆に愛される人気なお店だったのに
あのときお客はわたしだけだったから
お話ししたというのも
ご縁ですよね。

そして
護岸のカフェの話など誰かに聞いたようなの
誰かとは
すべてそのNさんからだった
ってことも一気に思い出しました。。
イメージがないと
記憶はあやふやになるのですね。
(というか、ちゃんと聞いてない💦)

そうして朝散歩した川べりの道
そんなお散歩道ができてるよ
ということも前にお話ししてくれてたなあ。

‥ほんとうに良い道で!

カフェや岩手山とは反対方向に向かって歩きました。

ぐるっと回って帰り道。
橋の近くまで戻ると
何か白い大きな鳥がぐわーっと
橋の下をくぐって行ったような。
ん??
気のせいだったかな?
と思ってたら。
くぅーーっと声がして
見上げると
駅前のあたり
鳥の群れが編隊を組んで飛んで行きました。

あー。雁かな。
と思ってたら。

ホテルに帰って
帰り際のフロントで
昨日バスの中からカモメのような鳥を見た。
でもカモメが内陸の盛岡にはいませんよね?
と実は30年前にも泊まりましたの話の続きでしてみたら、

あー。いるわけないんですが、
わかります、わたしも見たことあるんですよ。
と。
そっか。
カモメすごいな。
こんなところまで来るんだ〜
と思ってたら

まあ、今の時期でしたら、
白鳥がきますけどね。
‥という。
へー。
白鳥、か。見たいな。
と思って
さっきの群れの写真を
何気に大きくして見てみたら、

首、長い!

朝陽浴びてるが
白い!

そういえば
くぅーって鳴いてた!

白鳥だったんだー。

と思ったら、

そのあと盛岡から賢治記念館の新花巻へとむかう新幹線の中から、
何度も何度も
白鳥の飛来を見ました。
並んで飛んでました。

昨日のカモメも多分は白鳥だったと思う。
首、真横でないと、あの長さはわかりづらいと初めて気づいた。
ホテルマンが見たのも、たぶん、、、(^^)

賢治先生からは脱線ばかりですみません。

では
次で最後、花巻です。