古い友人がお空へと飛び立った日、私は引越ししました。無宗教の葬儀では、また会う日まで〜♫と「今日の日はさようなら」を合唱したそう。

私の引越し先は、かつて私の誕生日の夜にみんなで聴いたコンポステラの篠田さんが当時暮らしていた街で、最後のお別れもこの街だった。あの会も、知らない人と膝頭つき合わせてお酒酌み交わし、知ってる人とは泣きながらハグし合った。祭りのような素晴らしい時間だったな。今この瞬間はそんな形には見えないけれど、力湧く確かな時間の上にある。

窓から見えるユリノキによろしくねと挨拶したら、サワサワと葉を揺らしてこたえてくれた。

さてダンボールの山の中で、ヨガするスペースもなく目覚めた朝。荷物のほとんどは私と母の作品、画材、選りすぐった愛でたい本たち。オシャレなものや世間的に高価な物は何ひとつないが、こういう人生であることをあらためて知り、幸せに思う。

来週明けには打ち合わせ、そして引越し前から決めていた沖縄旅。

このダンボールアルプス級霊峰が、今日明日くらいには、せめて高尾山いやくじら山くらいにしたいなあ。。

みなさまもよい一週間を✨✨