「あきの おくりもの」

私が作(しかけ&文)を担当し、もう十数年以上前に保育月刊誌「おはなしファンファン」で出版された「あきの おくりもの」というおはなしが、再びセレクションとして出版されました。

途中、電子書籍として出ていたこともありますが、そのサイトがなくなってしまい、今では見ることができません。
中はしかけのページがあって、おいものツルを線路に見立てて、おはなしはすすんでいきます。

絵の永吉さんと最初にお会いしたのは、私が20代の頃。
八ヶ岳近くでペンションを運営しながら、絵を描いていらっしゃいました。近くに撮影に行ったときに伺ったことがあり、夢のような生活だわあと感激しましたが、永吉さんもいろいろあり、今ではペンションは閉じてしまいました。
こんなふうに再び繋がり、この本も永吉さんの手元にも届いていることでしょう。
しばらくお会いしていませんが、とても懐かしく、嬉しく思います。

派手なことは何もないお話ですが、モグラにカエル!
今も好きな小さなコたちが出てくるのは、少し不思議なきぶん。
そして何より、長く親しんでもらえて光栄です。

ありがとうございました。