白い世界

東京、雪、降りました。机の前の窓の向こうに見えるこの電柱と電線が帆船みたいで好きですが、昨日は雪降る中を出航してました。風向きか、窓の中のこちらに雪が飛んでくるように見え、面白く、午前中慌てて隣町の画材屋に行き、帰りはノー傘でみぞれ混じりの雨にあったばかりで、部屋の中にいるのがホッとしてたせいもあり、すぐには外に出ずにいました。それにこの数日、こまかい仕事に翻弄されてて、始めたら身動きしづらく、中断できず、チラチラ窓を見上げながら、京都での音霊を反芻するよな雪景色の気配に、なんか、しあわせだなとかみしめながら、明るいうちにできるだけと作業に没頭してるうち、

あたりはすっかり暗くなっていました。ときどき、どさっどさっと屋根の雪が落ちる音。果たしてどのくらい積もったか、雪かきしたほがいいのかなと、暗くなってようやく表に出てみた。

けっこうな雪の世界。何かのジャケみたいに、いつもの道路が雰囲気ありありな世界に。軽く雪かきのあと、せっかくなので、作ってみた。目鼻はなんでしょう?初めての試み。

最初、雪だるまの目の石を探したけれど、雪だらけで見つからず。でも解けてもゴミにならない?ものでと、苦肉の策。しかし、すぐに

屋根雪がドサッと来て、鼻は飛んだもよう。

フィンランドで北極線を越えたとき、ひと通りの装備を用意したので、このくらいの雪なら濡れずに遊べる。…とさらに夜には降り続くなか、26歳♀とスキージャンプごっこをしたりして遊んだ。あー楽しかった!(^^)