昨日夕方、ベランダで空を見ていたら、
下の通りをひとり歩く小学生くらいの女の子が
私の方を見上げていたので、
思わず手をふったら、
急にニコッとして、手をふりかえしてくれた。
それだけのことだけど、
なんかとてもうれしかった。

子どもは空なんか上なんか見ていない。
地面の話を作れと言われたことがあるけれど、
どうだろう。
大学生の頃も、ベランダで本を読んでいたら、
お母さんの自転車の後ろに座る子どもが
私のほうを見上げていて
目があったことがある。
子どもの頃は空ばかり見てる子でした
と書いている人もよく見る。
私は昔も今も
空を見るのが好きだから、
こんなふうにして
知らない子とつながったのが
すごくうれしい。

沖縄の行きの飛行機の中で迎えた夕暮れ。
2019年以来の空旅は
飛行機に乗れたことだけでもう
大満足だった。

帰りの沖縄で出立前の空。
沖縄のガラスみたいな空が
箱におさまっていて宝物のようだった。

空から見えた富士山と海。

着地した羽田の夕暮れ。
かすかに富士山も見えるのよ。

海も空も
ボーダーはない。
ほんとはそう。

皆がそう思えば
簡単なこと。
清志郎がいたら
今なんて言うだろう。