かつお菜

近くでかつお菜を見つけた。かつお菜は福岡の野菜で、おにぎりに巻くと美味しいらしいと聞いてから食べたいと思ってた。年末は、やさい図鑑のテキスト原稿書きの仕事をしていたこともあり、ますます土地の野菜に興味がわいてたので、迷わず買ってみた。福岡ではお雑煮にも入れるらしい。今年は七草粥を食べ損ねた人なので、ゆうべは七草粥的餅入り粥に入れて食べてみた。少しパンチのあるお味。美味しい!

そして今朝は、塩茹でして塩を振ってあったかつお菜をおにぎりにした。念願のかつお菜むすび!ちょっとわさびないみたいなぴりり感。おみやげにもらった広島の藻塩効果もあって、なんという清々しいお味。かつお菜は冬の野菜だそうで、春の爽やかさとは違うちょっと凛とした気持ちになるから不思議。ごはん、丁寧に作って食べようとあらためて思った。

ところで、すぐ近所に、ずっと気になってるロゼットがある。ゴミ捨てに行く道のアスファルトの隙間にピタッと擬態のようにへばりついる姿がなんとも愛おしいのだ。ところが今朝はちょっと目覚めた感じだった!

半分朝陽がまた、キカイダーになっていて、むくっとスイッチ入ったかのように、葉っぱが若干起き上がってた。しかも、昨日までの擬態では気づかなかったが、よくよく見ると、なんとトゲトゲ!おぬし、オニノノゲシか?やるなあ。節分には歩き出したりして。しかしご覧の通り、ここはバリバリアスファルトなのだ。素晴らしい生命力。おぬし、やるなあ。おらもがんばろ。とあらためて思った朝だった。