それからのおきなぐさ

以前のブログ おきなぐさ

の続きです。

あのあと
あの可憐なお花は数日で枯れ

綿毛への道を歩み始めました。

そして
もうひとつ下から出てきて
また可憐なお花をつけました。

お花はほんとに
ピュアないとしさです。

でも

そのあとがたくましい。
ぐんぐんぐんと伸びて

初めはグリーンの栗のイガのよう。
でも痛くはないですよ。
これまた美しいのです。

おひさまの光におどる!

光に包まれて
立派な綿毛になるのです。
ホワホワな鳥の羽のよう!

背が伸びて
穂先広げて
くねらして

風を待つのですね。

突風吹いた日、
気付いたら半分飛んでました。
おみごと!

オキナグサの綿毛は
「うずのしゅげ」と賢治の作品には書かれています。
うずはうずまきのうずかなあ。
くねっとなってるのが
地球を取り巻くの雲のような
自転を絡ませるイメージです。

綿毛の期間の方がお花の頃より
ずっと長い。
生まれてきたのはこのためではないかというくらいに。

お花もひと目でキュンとなったけど
綿毛の力強い美しさには
ズシリと響くものがあります。

見習いたい。