ごほうびみたいな時間の中
海を見に行ってきました。

海の街の電線には
ムクドリでもスズメでもない
猛禽類トンビ。
かっこいい。
でも、気をつけないと、
お弁当盗みにくるからね。

海は去年の今頃
ヘルシンキ以来、
波はもっと前のどこで見たかな。

いいよね、海。
地球のほとんどは海なのに、
だからほんとは
呼吸みたいにすごく当たり前の景色なのに、
今ことに
ぐっとくるパワー。

江ノ島に沈む夕陽。
えのしま。
有名になりすぎてるけど、
すごい聖地。
生き返りました。

久しぶりのビール。
その名もコロナ。
海には合うよ。

ますます
海の街に住みたくなった。
夜とか、

朝とか。
波の音が日常なんて、
なんてステキ。
というか
元気出る。

あれから
もうすぐ1週間だけど、
海の大きさがまだまだ身体の中でうねってる。
行けてよかった。

海はやっぱり、生き物の源だよね。

 

 

 

今朝の東の空。
雲の下、ピンクと水色。

すっごい朝焼けよりも
ほんわかと優しい光。
いいもの、見っけ。

渡る鳥が二羽。
見える?

鳥の形のフレーム
サンキャッチャー

ついこないだ、見っけてしまい。
思わず連れて帰った。

このあと、ささやかなキラキラが
ミラーボールのように放たれて
木の鳥からの初虹
小さな珠たち。

雲の絨毯の下から朝陽のシャワー
放射して

ちょっと虹色

ささやかな虹色

嬉しくなる

昨日の午後3時頃
やっぱり光のシャワーの境目
ちょっと虹色
オーロラみたいに(見たことないけど💦)
ありがたい気持ち

この真下に
晴れていれば富士山が見える

富士山の上だけ
レインボー✨

一昨日もそうだった。

なんでかな。
たまたま?

だとしたら、
ますます、

ありがとうさん。

 

今日から、星占いでは、
蠍座で彗星逆行。
いろいろハプニングが起こりやすいときとか。
でも
それを
楽しめばきっと
いいことになる
みたいな

ってことがスッとに見込めた朝。

 

 

 

グッズ

先日、髪を切りに、
久し久しぶりに大好きな街へ出て、
なんとなく気の向く方へ歩いていたら、
この帽子を見つけた。
キャップ。
ずっと探していたけれど、
馴染む形ってなかなかないもんだよ、
ことにキャップ。

店頭にあったコレは、
鳥の刺繍に一目惚れして、
かぶってみたら、
すっごいしっくりきて、
買ってしまった。
今年初の、身につけるものの買い物。
でも、身につけなくても、
青い鳥の刺繍は
見ているだけで嬉しくなる。

で、ふと思い出す、
その前の美容院で髪を洗ってくれた
若い男の子の話。
バンドもしてて、
オリジナルのグッズもデザインして
売ってるという。
安くできますよ、
キャップなんか原価は30円くらい、
というんで、へー、びっくり。
と思ってた矢先だったのは、
予兆だったのかな。
そういえば、
刺繍も今は簡単にできるんですよ
って言ってたな。

グッズってなんだろうと、
かねがね思っていた。
なんというか、ものあまりの時代に、
贅沢な遊びみたいな。
質とか、使い心地より、
イベントの余韻のためというか
ノリの延長というか。
資金作りって面も大きいし。
お金のために、ゴミを増やす?
とか考えてしまったり。

ていねいなものづくりしてる人に
申し訳ないと思ったり。
彼の話だと、今はすごく簡単に、
オリジナルグッズが作れて、
さらに販売もしてくれるサイトも
たくさんあるという。
手数料0、在庫も0。

携帯カバーとか、
作ってみようとしたことはある。
でも、私の中の優先順位が低くて、
そこに至る時間はまだない。
物を作る楽しみならば、
インスタントに作ってしまうのは
どうかという、
ちょっと踏み絵のような
古臭い気持ちも捨てきれず。

とかとか、思ったりしてたら、

見っけてしまった、
オサムグッズ。
それも、最寄りコンビニで。
雑誌の付録。

今は雑誌も付録が勝負の時代になって
久しいけれど、
それもどうなのよ、
っていうのは、
本づくりの面ではなく、
物あまりの時代に、って部分で。

でも、思わず買ってしまった。

しかも2パターン。
水筒とトレイ。

かわいい。
見てるだけで、幸せな気分になる。

初めは、小さい水筒探してたし、
と購入の言い訳を考えていた。
でも。
傷つくのがもったいないから、
いまだ使えてない。
そして先々も、
絶対ゴミにはならないと思う。

いまさらながら、
グッズの意味を見っけた気がする。

 

 

おかえり

みみちゃんえほん2019年10月号
「ちいちゃんと くまさん」(作絵・小川ナオ)より

去年の冬に制作したおはなしの原画が
帰ってきた。
(画像は、A4スキャナーに入りきらないため、
一部カットでごめんなさい)
返却された原画を開けることは、
実はあまりないのだけれど
(そのために、せっかく入れてくれてた
お手紙を見落として、数年後に読む
ということもままある。。)
でも、今回は、
なぜかすぐに、開けた。
このクマさんをお試しで描いた断片は、
まだボードに貼ってあったのもあるし、
わからないけど、
会いたくなったのだ、一年半ぶりに。

おかえり。

すごい遠い昔のような、
でもこんなの描いたんだっけ?みたいな
未来みたいな。
なんだか不思議な気分。
担当してくれた編集の方も
この仕事の後、出産でしばらくお休み、
と聞いたけど、
戻ってきたみたいで、
返却のお手紙も入れてくれてた。

そういえば。
今年になって、3月から夏までの間に
お仕事でお世話になった方々は、
よく考えたら、
皆初めての方だった。

初めての本(雑誌)もあったけど、
何度もお世話になってる本(保育月刊誌)も
新しい担当者だったり、
進行の途中で実は出産で退社します‥と
渡しは新しい方にと紹介されたりして、

なんか、新しい風を感じた春から夏だった。

そう、動いてる。

今きっと、
止まってるようにも見えることもあるけれど、

すごく動いているときなんだろな。

もうながーいお付き合いで、
仕事は2月以来の方との原稿をさっきメールした。
なんとなく、
古巣なまったりな気分が湧いてきて、
秋から冬は、
しっとりになるのだろうか?
と思ってみたり。

ここ最近、
長いこと話してなかった友達と話せたり、
顔見れたりが続いて、
少しづつ、いつもの空気になってきたような。
でも、

前とは違う。

もっと新しい何か。
何かわかないけれど、
キラキラしたもの。

まだ厚い皮に包まれているけれど、

きっとあたたかなジューシーな果実の気配。

そして、まだ見たことも想像もできなかったような味わいが、

きっときっと
あるに違いない。

そんな気がする2020金木犀の風。

 

花の写真

毎朝通る
道端の朝顔。
まだがんばって
おひさまに向かって
ラッパ鳴らしてる。

でも半分くらいは

しとん。
と地面に向いて

あかりちゃんになっていた。

この姿はまたラッパ以上に
愛おしかったりする。

野原じゃないよ。
すぐ近所の畑の花壇。
コスモス色々。

風に揺れる檸檬色もいいよ。

散ってもなお。

いつも見る小さな花も
どこかしらしっとりめな
秋の佇まい。

海を見たいなあ。
山、登りたいなあ。
と思いながら、

金木犀の匂いの風に
縮こまった魂も
あっという間に清々しくなれる
秋ちいさんぽ。