夏の色

昨日の夕刻、フィンランドセンター主催のフィンランドの島からのライブ配信を楽しみました。ステキでオシャレで気さくな女性の所長さんが毎夏過ごしている夏の家、コテージのある島から、日本は夕刻、あちらは朝の生中継。島で毎朝デッキで飲むのが、カルダモン入りブラックコーヒーだそうで、いつもはミルクたっぷりコーヒーの私ですが、暮れにシュトレンを作ったときに購入したカルダモンパウダーを見っけたので、マリメッコカップに少しだけ試してみた。あとからくる爽やかなスッキリ感。これは朝にいいかも!ほんとはミルクフリーになりたい私はいいもん教えてもらった気分です。昨日の余韻が続いてるのは、目覚めに今日のお天気見るために開けたスマホにインスタライブ配信の表示。しかもフィンランドから!昨日の所長さんではなく、日本人デザイナーの島塚さん。ラップランドに滞在中でやはり夏のコテージから、湖に映る静かな美しい夕焼け生配信!こちらは曇りの朝なので、朝焼けを見てる気分になれました。

島塚さんたまたま図書館で見つけたフィンランドのデザインの本の著書で、調べたら在住で元マリメッコデザイナーだという。インスタをフォローしてフィンランドの画像を楽しませてもらってました。すると最近「フィンランドで気づいた小さな幸せ365日」という本を出版され、そのイベントで日本の本屋さんが対談を配信というので楽しみに見たら!出てくる画像、お話、びっくりの連続で、、というのも、2019年私がフィンランドに前後に行ったり関わったりした沖縄、都内某所の染工場、沖縄の染工房、思いつきで飛んだロヴァニエミ、、さらに島塚さんの出身大学が私が20年住んでた街の美大じゃない方!ということで、シンパシーしまくり。ロヴァニエミでは沖縄出身のオーロラガイドさんにも出会ってたので、沖縄とフィンランドで似てる部分はありますかと質問してみました。島塚さんは自然かなとお答えして下さいましたが、それからもしばしば考えてる私です。そしてそこに、最近京都も加わりました。

自然もそうだけど、私が最近気づいたのは、悲しくも支配されてしまった歴史です。でもその中でもアイデンティティを失わず、独自の文化を作り続けてきた。その点では京都も都では無くなって久しいのに、東に吸収されることなく独自の文化世界を発展させてきているというとこかもと生意気にも感じたりしています。フィンランド人の特性として、日本人にも通ずる忍耐強さシスがあると聞き、妙にしっくりかる感覚も納得しますり

フィンランドは北欧で括られるけど、スカンジナビアではないのよね。そのことを恥ずかしながら、最近知りました。サウナな文化はお隣のスウェーデンにはないそうでそれもびっくり。フィンランドのデザインは洗練されてるなかに、土臭さのある素朴なかわいさやぬくもりを感じる点が、私には他の北欧デザインとは一線を画す魅力です。

という具合に、フィンランドから夏気分をもらってますが、私は編み物のお話描いてます。昨日は久しぶり鮮やかな色を広い部分塗れて、楽しかった!楽しすぎて、塗りすぎた😓編み目、どうつけようかな。ちなみにフィンランドでも編み物はさかんです。夏のコテージでも編み物楽しむそうですよ。布作品の頃は私も真夏に編み物したりしてたので、ちょっとうれしい。

今日は広島原爆の日ですね。私にできることは、小さくても無力かもでも、平和のうたをうたい踊り祈り続けることだなと思います。歌や踊りはたとえですけどね。