ようこそ!トコトコへ!!
こんにちは。小川ナオです。
訪問ありがとうございます!
私がこれまでトコトコ歩いてきた足跡と
これからもトコトコ歩いていく足音。
そんな気持ちでトコトコと名づけました。
ゆっくりいっしょにトコトコと
歩いてもらえたらうれしいです。
こんにちは。小川ナオです。
訪問ありがとうございます!
私がこれまでトコトコ歩いてきた足跡と
これからもトコトコ歩いていく足音。
そんな気持ちでトコトコと名づけました。
ゆっくりいっしょにトコトコと
歩いてもらえたらうれしいです。
朝7時前。
母の家に行くために家を出ると、
電線に4羽の緑のオウムが!
羽をくれたあの日以来。
そして今回は4羽!
朝陽を浴びて
オレンジがかってますが、
あの緑のオウムです。
正しくはワカケホンセイインコ。
オナガとは違う
あのくちばし。
そしてキューキューっという鳴き声。
ちょっと遅刻なのに、
しばらく見入ってしまいました。
しばし、オウムとの静かな時間。
生まれたての朝陽の中で。
うれしかったなあ。
また来てくれたんだって。
しばらく全く見かけなかったし、
声も聞かなかった。
どこか暖かい場所に移動したのかと思ってた。
でも考えてみると。
初めて見たのは、今年のお正月
1月5日のことでした。
また戻ってきた?
春に向けて?
2020年の始まりと終わりに会えてうれしい。
世の中的にも私的にも
史上まれにみるよな大変な一年だったけど、
そのぶん、深いところでの
肥やしみたいな
無意識を耕されたみたいな
学びの多い年でした。
そして
今日もいつものように昇る
おひさまの光のありがたさを
しみじみ感じた一年でした。
最後はキューっと鳴いて。
1羽が飛び立つと
残りの3羽もあとを追って
ぐるり大きく頭上を旋回して
飛んで行きました。
‥とそのあと。
母の家での朝ごはんを終えて
ふと外からあの声が。
隣の造園屋さんの植木の中から
またキューっと鳴いて飛び立って
今度は朝陽に緑をきらきらさせて
くるっと回って飛んで行きました。
一瞬のことで
写真には撮れなかったけど、
キレイだったなあ。
冬至を過ぎて
春は少しずつ
近づいているのですね、きっと。
チューリップに光さして
もうステキなコップです。
ハリネズミ
みっけ!
赤いこびとさんも!
めっちゃ
ネズミ!
下のコなんて
しっかり目もあるぞ。
もはや
赤いフードはクリスマス?
サブスクにはクラッシックもあるのね!
賢治が愛好したというベートーベンを聴きながら
またつぶつぶを描いてます。
わたし、病気なんだろか。。
今日はハレルヤを聴いてみよう。
メリー✨クリスマス!
保育月刊誌「よいこのくに」
(学研教育みらい刊)12月号で、
おはなしの作を担当させていただきました。
今回はおはなしの作(文)のみで、
絵は、とりごえまりさんです。
きたかぜのゆうびんやさん、
イメージ通りに描いてくださり、
うれしかったです!
キャップもステキでしょ!!
冬ごもりをひかえたいろんな生き物に、
きたかぜのゆうびんやさんが
おてがみを 届けるおはなしです。
「よいこのくに」は年中さん向けの保育月刊誌で、
「12月号で手紙をテーマに」と確か依頼があったような。
実は、依頼をただいた4月頭は、父が亡くなって
あたふたな毎日の中でした。
落ち込んでいるという神妙なものではなく、
毎日新たな問題が起き、
ひとりで対処せねばならず、
本当にわらわらてんてこまいな日々で、
そんな中、長いお付き合いのある編集の方に、
お話をという依頼をいただき、
(偶然にもその方とは、
自宅仕事場が火事になったときも
お話作絵の仕事を進行中で、
びっくりさせてしまったりしながら、
転居先の街まで尋ねていただき、
励まされ無事入稿できた‥
ということもありました)
節目節目にありがたいことです。
直接の担当は初めての若い方でしたが、
それもまた、フレッシュな気持ちに
させていただきながら。
(通常だったら、きっとお会いして、
打ち合わせだったと思います。
でもすでに世の中的にもコロナ禍で、
全てリモートになり、
かえって私は助かりました)
ところが、おはなし案が無事会議を通っても、
なぜか絵描きさんを
教えてもらわなかったのですね。
絵描きさんから
若干の内容変更の提案があったこともあり、
なんか聞いてはいけないのかなとも思ったりして。
なので、本を送ってもらって、初めて知りました。
とりごえまりさん!
私は、市販本か一冊のお話の
しかも作絵の絵本でしか知らなかったので、
まさかな月刊誌で、
まるで、神様からのギフトのような気持ちになりました。
そして、直接連絡が取れるようになって、またびっくり。
亡くなった父と同郷で父の高校の隣の高校出身。
子供の頃、よく話に聞いていた校名だったのです。
(旧制学校では父の学校は男子校で
とりごえさんの学校は女子校だったため!)
その金沢に今も在住されています。
つまり。金沢で生まれた絵なんです。
父には正直最後の最後まで迷惑かけらましたが、
やるじゃん!って思いました(^^)
商売上手で口だけはうまかった!からね。
さらにとりごえさんは私と同い年。
さらにさらに、
私が来年2月にグループ展に参加予定の
東京恵比寿のギャラリーで、
秋には個展を予定されてるそう!
(私も秋にもグループ展あり)
それをこのタイミングで知るフシギ。
で、お話は、、
おてがみを もらったテントウムシ。
ダンゴムシからです。
最後の手紙は、
くまのまあくんに来た手紙です。
このシーンに、
当初ネームにあったけど
とりごえさんの提案で変更になった赤い実が
飾ってあってカンゲキでした!
当初は確か、
「いっしょにあかいみ、たべようね」
だったのを直したようなキオク。。。
かえってかわいいお話になりました。
作った頃には、
私はあまり意識はしてなかったですが、
このコロナ禍では、
みょうに沁みいるおはなしになっています。
ほんとうに、ありがとうございました!
今朝の空もきれいでした。
見上げたら
仲良しのハトに三日月🌙
最寄り駅のイルミネーション
ノッポのさんかくはイチョウの木です。もうそんな季節。
ウォーキングには良い季節。この暗い通りの雪あかりが妙に好きでいつも通りたくなる夜。
いろいろお知らせしたいこともありますが、追いついてなくてごめんなさい。もう少し待っててね。
しとしと冷たい雨の東京です。
こんな天気の日はとくに
去年歩いたフィンランド の森を思い出す。
ヌクーシオ国立公園。
観光地としても有名な場所です。
でもしっかり森だと聞いたので
絶対行ってみたいと思ってた。
ヘルシンキ5日滞在予定が
直前にオーロラを見たくなり
ラップランドに出たので、
森へ行ける日はこの日しかなくなってしまった。
曇天の日曜日。
電車に乗り、バスに揺られ、
森の入り口とおおぼしき山道を入る。
国立公園だというのに
のっけからワイルドだった。
いきなりひとり遠く北欧の森へ突入。
静寂。
大きな鳥が横切る気配。
ふくろうだった?みたいなツバサ感。
ドキドキする。
けれどもすぐにワクワクに変わり、
そしてひとりぼっちなのに
ちっともさびしくない。
森に包まれている感じ。
空気はひんやりなのに
あったかい感じ。
ふしぎな体験だった。
森が人間を歓迎してる。
そんな感じがした。
湿地の中をいく。
森だけど湿地。
そのままある木々が水が美しい。
いやなものが何一つない世界。
公園なので道しるべがある。
それもちっともぎょうぎょしくなくさりげなく。
木のところにある
青白のシマの四角いやつ。
それがコースの印。
長さで3種類ある。
とガイドブックで見て知っていた。
この先にある公園事務所で地図をもらえるはず。
それを見て歩けばいいと思っていた。
ところが。
今日は日曜日。
公園事務所はお休みだった。
フィンランド は土日はなんでも休みになる。
公園まで!
でももう歩き始めてしまったから仕方ない。
確か黄色が初級者コースだったよね。
と思いながら歩き始める。
映画のロケとにもなった湖があらわれた。
すてきすてき。
曇り空にもいい感じ。
いい感じ!
どんどんハイテンションになって歩き続ける。
途中バーベキューしてる人たちもいた。
ベリーの季節には
取り放題!って聞いてたけど
もう一個もなかった。
けど
楽しかった!
少なくても途中までは。
歩き出して1時間くらい?
ポツポツ雨が降り出した。
でも私はすぐ終わる初級者コース。
さっさと行こう。
と歩くうち。
ざあざあ降りになってきた。
道しるべ通りに歩いていたら、
湖がいつの間にか終わり、
すれ違う人もいなくなる。
雨はどんどんひどくなる。
天気予報ではもう少しもつはずだったのに。
でも進むしかなかった。
道しるべ通りに歩いてきたのに
森ではない風景が出てきた。
秋吉台?みたいな岩ゴツゴツ地帯。
アップダウンもある。
でも進むっきゃなかった。
雨はますます激しくなる。
また森に入り、
とにかく四角い標をみっけては
どんどん歩く。
かなり必死になってきた。
Google マップを開けたくても
雨がひどくて開けられない。
開けられる場所に出ても
圏外になってる。
ヤバい。。急がなきゃ。
時間はまだ早いけど、
このまま日没になったら、
間違いなく凍死する。
と思ったら、恐怖のどん底になった。
ひたすら先に見えるしるべを探す。
ない‥と思って心細くなる頃に、
あらわれる。
とにかくあそこへ。
とまた、その次の標を追う。
また秋吉台になる。
ヤバい。
迷ってる?のか?
同じ場所、グルグルしてる?
初級者コースは、輪を描くコースで、
また出発のインフォメーションオフィスに戻るはずだった。
でも事務所らしきものは全く見当たらない。
とにかく秋吉台を転げそうになりながら
進む。
と、
向こうからリュックを背負った白人の女の人が
ひとり歩いて来た。
インフォメーションオフィスを聞く。
わからない、と言われ、焦る。
でもこの先に、地図がある、バス停もあるという。
キートス!と言って別れる。
よかった。
言われた通りに行くと、
また心細くなりそうになるあたり、
地図の看板があった。
でも見てみても、自分の場所からどう帰れるのか、
全くわからず。
でも近くにバス停、あるっぽい。
地図通りに行くと、大きな道に出た。
屋根のあるバス停だった。
よかった!
と行く先と時刻表を見ると、
駅に行くバスが、ある!
1時間に一本のが、あと30分くらいで!
本当にくる?
雨だれのバス停でひとり静かに待っていると、
スパニッシュ系と思しきカップルがあらわれる。
すっごい寒い雨ん中。
でも無事帰れそうな安堵感。
このとき
全ての恐れは
全て心の中にあるということを
森からおそわった。
あとから気づいたけど、
初級者コースと思ってしるべは
上級者コースで最長だった。
その途中にバス停がある‥ということを
そういえば前に読んでいて
その景色は
スマホの写真にも入ってたのだった。
つまり何にも迷ってなんかいなかった。
けれど
知らない風景、予想外の景色に
一瞬にしておそれモードに入り込んでたのだった。
それは日本に帰ってからも
日常そして人生の中ではよくあることで
でも
ちょっと先の小さなしるべを頼りにとりあえずそこまで歩く。
するとまたちょっと先に小さなあかりのようなしるべが必ずある。
必ずあるからみっけてとりあえずそこまで。
と進む。
そうして恐れず歩いていけばいいこと。。。
なのである。
まるで自然のまんまのようで
きちんと迷わないように最低限の人の手が入っている
フィンランドの国立公園のあり方にも感動した。
これはつい去年の10月末のこと。
すごく遠くのようで、
でもいつでもとなりにある。
そんな出来事をムネに
この一年は歩いてこれた。
かみさまのしわざはよくできてる。
たぶん、きっと、
これからも。