「風の鳥」

「風の鳥」 (F6  318×410)
キャンバス  アクリル絵の具

一番大きな作品です。
中央アジアからインドへの渡りの途中で、
ヒマラヤ越えをするアネハヅルを描きました。

アネハヅルはツルの仲間では一番小さい種類です。
なんのために世界最高峰を越えるのかは、地殻変動前のヒマラヤが海だった頃の記憶が身体にあるためという説もありますが、はっきりとはわかっていないそうです。ふもとまで来て、その日をまって、気流に乗るのだそう。

いっしょに飛んでるような気持ちで描きました。

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「島の宝」

「島の宝」 (273×273 額装325×325)
キャンバス  アクリル絵の具

歩く鳥の姿が好きで、飛ばなくなった鳥・ヤンバルクイナを描きました。
もともと飛べたけれど、島には天敵がなく、また食べ物も土の中の生き物だったので、飛ぶ必要がなかったため、飛ぶことをやめた鳥なのに、人間が持ちこんだ外来種マングースや森に通ってしまった道路での交通事故で、絶滅危惧種になってしまった鳥です。
顔つきが、子供の頃に飼っていたキュウカンチョウにも似ているところに惹かれました。

薄めのBOX型に額装しました。

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「春」

「春」  (M4  180×320・BOX額 300×400)
キャンバス  アクリル絵の具

一本足で立つ大きな鳥を見ると、かっこいいなあと思います。
サギの中でも一番大きいアオサギは、今なぜか増えているそうです。
京都ではたくさんアオサギに出会え、人間の日常に悠々といる様が嬉しかったので、その感触を描きました。
女の子は、人間より、小さい人です(^^

アンティーク風のBOX型の額に額装しました。

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「虹」

「虹」(F3 220×273  八ツ切BOX額)
キャンバス  アクリル絵の具

ニジキジを大きく描きたくて、描きました。
鳥は、いろいろな地域で、神様の役割をしていますが、
私は、どんな鳥にも、人の思いを受け止める力や伝える奇跡が
あるように感じてしまうのです。
実際、伝令のような鳥に私は何度も出会っています。
ブロッケン現象もニジキジにも会ったことはないですが、
いつか会える気がしながら、描きました。

額装は、「祈り」と同じ形で色違いの、薄めのBOX型で額装しました。

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「祈り」

「祈り」  (F3 220×273  八ツ切BOX額)
キャンバス  アクリル絵の具

「鳥の秘密」展、D M作品です。
キャンバスにアクリル絵の具で描いてます。
虹色のキジ・ニジキジとアンモナイト少女です。
ニジキジは写真集でその美しさを知り、調べてみたら、ヒマラヤに棲むキジの仲間で、ネパールの国鳥にもなっている鳥と知りました。
ヒマラヤといえば、はるか昔は海だった場所で、アンモナイトがたくさん出土してます。91年、初めての海外でネパールを訪れたとき、カトマンズの路上でも、たくさん売られていました。今思えば、あのほとんどは紛いものだったかも?ですが、そのとき、はるか見上げるあの美しい山が地底だったことは想像もできず(ヒマラヤの見たこともない山の高さにもびっくりしましたが)、人間の考える世界のちっぽけさに気づいたりもしました。
以来ネパールを訪れる機会もなく、最近はあまり思い出すこともなかったのですが、古生物の本の仕事をして、カトマンズの路上で売られていたアンモナイトを思い出し、アンモナイト少女を描きたくなっていたところに、ニジキジの写真と出会って、結びつきました。少女が手にしているのは、マニ車。チベット仏教では、クルクル回すことで、お経を読んだことになるという祈りの道具です。
世界を地球の今そして未来を思うと、祈りしかありません。その思いを込めて描きました。

薄めのBOX型の額に額装しました。

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