カエル

今回、技法もテイストも全く違うメンバーで、
モチーフも様々ですが、
3/4人が描いていた生き物が
ひとつだけ、ありました!

それは、、、

カエル!

 

木口版画の岡澤さん。

切り絵の杉谷知子さん。

 

そして私。

 

岡澤さんとは、カエルの指は何本か?談義で
盛り上がりました。。

というのも。
賢治の作品には、たくさんの生き物が出てきます。
農学校の先生ですからね。
詳しいのです。
植物も鉱物も天体も気象も。

適当なものは描けないよねと。
デフォルメするにしても
イメージしても。

知っているつもりになっていたことが
たくさんありました。
勉強になりました。

勉強すると知識が邪魔する?
そういうこともあると思うけど、
こと賢治世界はそうではない気がします。
水芭蕉のことを「牛の舌」と呼ぶことも
初めて知りました。
そういえば、そんな感じよね。
だけど、水芭蕉ってどうなってる?
どうはえてる??
それもずいぶん研究しました。

今は簡単にネット検索できるけど、
ネットの画像は印象的にきれいでも、
ホントのところはどうなってる?
というのは
わかりづらいものなんだなというのも
体感しました。
なんというか、
皮膚感覚に降りてこないというか。
カエルの脚は、、
一見古臭いイラストが一番わかったりしたのも
発見でした。
見てない触ってないものの、きれいな画像。
それが一番感覚からは遠ざかる。
アナログ人間なのかなあ。

それで、
カシワをめぐる冒険もできました。

宮澤先生の課題は、

楽しかったですよ。