ありがとうございました✨

初参加してました
「東日本大震災被災地支援
チャリティー展覧会Ⅺ」
昨日無事終了しました。

緊急事態宣言中にもかかわらず
たくさんの方にお越しいただき、
またお気に留めてくださり、
ほんとうにありがとうございました!

この昭和な建物の小さなギャラリーで
いろいろな想いが溶け合ってできた空間から
無限の希望の光が放たれました。

今一度
なるべく違う角度からの
最終日の全貌を
ご覧ください。

入り口芳名帳の斜め上に
設営の際じつは忘れてしまった
オーナーからのコメントが
さりげなく追加されてます(^^

そして芳名帳の横には
説明なく恒例の寄付金箱が設置されてましたが
終了後開けてみたら
この時節柄に
とてもとてもたくさんの寄付が集まっていて
感激でした。

ハートのお花も遠方から届きました。
ありがとございます✨

飯野先生の怪しげな舟遊びに映る
ニャンダフルロックネコ。。(^^=
を記念にパチリ⭐︎

会期中盤に無事赤丸つきまして
ほっ✨としました。
作品を通して寄付することができ、
ほんとうにうれしいです。

作品について
あまり語らない方がかっこいいかなと
ガマンしてましたが、
最後なので少しだけ(^^=

六つ(ロク)のROCKをまたにかけた
崖っぷち。
こそ
楽しいぜ!

宇宙ににゃにゃな〜ん♪
と魚型ギターを鳴らす
ニャンダフルです。

画面のキラキラは主に
アクリル絵の具や
パールメディウムによるものですが、
ちょっとだけ
日本画岩絵具の水晶粉を仕込みました。
真ん中のおひさま(あるいはミラーボール^^)
あたり。
しかし
じつはそんなにキラキラしない、
というか、むしろマットになる(^^;=
キラキラのため
というより
絵の丹田部分に
半ば祈りに近いものを込めたつもりです。
水晶の浄化とか魔除とか
そんな感じ。
そんな
気分でも良いです。

むしろ
気分です。

今回のテーマは『楽』ですが、
皆さん8割がた音楽がテーマみたいになってました。
チェロ、ラッパ系、太鼓、うた、ギター。。もあったけど

意外にも
エレキはこれひとつで
なんか皆さんは優しい癒し系の音楽なのに
ひとり
ロックを孤高に叫ぶみたいな・・・
私、やさしくないんだなあ。と
しみじみ
ちょっと反省したりしてました。

元気が出る絵
と言ってもらえたり、
パワーをもらえたと言ってもらえたり、
弾けてていいね、とか
ロックだけど
うるさくない
静かな感じ
とか。
うれしかったです。

搬出作業もお手伝いしました。
その前に
閉廊してから
おつかいで外に出たら
ルビーな夕焼け空が
ビールの街のビル谷を包んでる瞬間でした。
コロナ禍な街中の片隅で
終わったんだなあ。
ありがとう。
な気分に満ち満ちつつ

ほとんどの作品が
いろんな場所に発送されるため
梱包とか伝票書とか
開け放たれた窓からの
寒々な夜風吹き抜ける中
まさに作業を黙々と。

 

チャリティーの収支は後日明朗に公表されます。
(会場には行けないけれどと
振り込みで寄付してくださった方もいました。
ありがとうございました!)

去年諸事情から
そして今年も
ステイホームできないステイホーム期でしたが
これからしばらくは
コロナ関係なく
ステイホームで制作の
ごくごくいつもの
大好きな日常
引き続き修行の日々です。

次の展示は秋のチャリティー展の予定です。
無事参加できて
開催されますように。

 

この数日
大気のせいか
雲がとてもきれいです。
そして
どんどん動いてく。

こうして地球はまわっているのだな。
私は
宇宙に行きたいと思ったことは一度もないな。
地球の空が大好きだな。

と話は飛びましたが

しばらくは
たぶん何のお知らせもできないですが

みなさまどうかお元気で。
ではまたね。

 

 

それからのおきなぐさ

以前のブログ おきなぐさ

の続きです。

あのあと
あの可憐なお花は数日で枯れ

綿毛への道を歩み始めました。

そして
もうひとつ下から出てきて
また可憐なお花をつけました。

お花はほんとに
ピュアないとしさです。

でも

そのあとがたくましい。
ぐんぐんぐんと伸びて

初めはグリーンの栗のイガのよう。
でも痛くはないですよ。
これまた美しいのです。

おひさまの光におどる!

光に包まれて
立派な綿毛になるのです。
ホワホワな鳥の羽のよう!

背が伸びて
穂先広げて
くねらして

風を待つのですね。

突風吹いた日、
気付いたら半分飛んでました。
おみごと!

オキナグサの綿毛は
「うずのしゅげ」と賢治の作品には書かれています。
うずはうずまきのうずかなあ。
くねっとなってるのが
地球を取り巻くの雲のような
自転を絡ませるイメージです。

綿毛の期間の方がお花の頃より
ずっと長い。
生まれてきたのはこのためではないかというくらいに。

お花もひと目でキュンとなったけど
綿毛の力強い美しさには
ズシリと響くものがあります。

見習いたい。

 

カシワをめぐるぼうけん

もう日がたってしまいましたが、
賢治展でのこの作品「西風ゴスケに北風サスケ」の
元になった賢治作品
「タネリはたしかにいちにち噛んでゐたようだった」
に出てくるカシワを実際に見てみたくて
探してみたのがこちら⇩
霧の夜明けの日

その後のおはなしです。

前のブログに書いてますが

カシワ、、どこにもあるよで
探してみると身近になく、
近隣公園に問い合わせて
お返事いただいた野川公園を訪ねたのは、
午後には雪が降り出した寒い冬の日でした。

自然観察園事務所に寄ってください
案内しますとお返事いただいたので、
たずねてみると、、

ここのは小さく細い上、枯れてるかもしれない、
隣の武蔵野公園にもしかするとあるかもで、
武蔵野公園からメールすると聞いてるのですが
なかったですか?
と、、。
え。メールはなかったのですが、、
実はメールしてくれてたのがなぜか送れなかったそうで、
つまり、
そのメールを受けてたら
もしかしたら
野川公園には寄らなかったかもしれない。
とあとから思うと不思議です。

でもしっかりカシワの葉っぱです。
こんなに小さいのに!
なんだか、やっと会えたね。。と
泣きそうになりました。
しっかり大きな葉っぱなのは、
逆にこんなに小さな木だからだそうです。
大きくなろうと頑張ってたのです。
でも枯れてしまったかも。
というのは、芽が真っ黒になってたから。

そして
もっと大きなカシワが
元気かどうかはわからないが
あることはあるらしい
すぐ隣の
武蔵野公園の
その場所を教えていただいて


なぜカシワを探しているのですか?
と聞いてくださったので、
実は賢治展をとおはなししたら
私も賢治好きなんですと言ってくださったので、
DMをお渡しして、
お礼を言って別れました。

そして、
野川沿いを歩き出したら

カモとシラサギに会いました!(^^)/

野川、やっぱりいいなあ!

春になったら、また来よう。
今度はゆっくり、
おべんと持って。
と思ってるうち、

着きました。

教えてもらった区画に。
少し前あたりから
大きなカシワの茶枯れた葉っぱが
ちらほら落ちていて

わあ!と思っていたら

いましたいました!
カシワたち。

この幹に
タネリのように
耳を当ててみました。

カシワは茶枯れた葉っぱを落とさず、
冬を越します。
そうして身を守る方法をとってるのです。
なので、
風が吹くと、
その枯れ葉が
ザラザラ‥
と音を立てるのです。
ザラザラは
賢治が書いてる音の表現ですが、
ほんとうに聞いてみると
ザラザラ。
まさに
ザラザラなのです。

こうしてカシワと出会えたら

なんと。

ないないと思ってた近所にも

カシワが見つかった、
見えてきたから不思議です。

図書館へ行く道に一本、

街道沿いのカフェの一角に一本、

たまにウォーキングする夜道の
道路沿いにある民家の
ブロック塀迫る隙間に一本。

すぐ近所の農家の広い敷地の中に一本。

計4本も半径500メートル内に見っけ!ました。

ないないと思い込んだら
一気に見えなくなってたんだなあと。
そんなもんですよね。

今では、出先でも
通りすがりでも、
すぐに見っけられるようになりましたよ!

そして気がつくと、春になり、、

タネリでは、早春では
まだ茶枯れた葉っぱをまとったカシワですが、
調べてみたら、
岩手あたりは五月に新芽が芽吹くとありました。

春になったらどうなるの?
一見汚いこの木から
新芽が出るなんて
あまり想像できなかったのですが。。。

ちなみに
これはすぐ近くの図書館へ行く道
無農薬で育てているというバラ園の
敷地内にあるカシワの木。
バラに見とれてて、
すっかり見落としていたのです。。
大きな落ち葉を見つけて
気がつきました。
その二月の頃は

こんな感じでした。

立派なカシワです。
ジミですが。

そして最近の様子。

鮮やかなグリーン!

しっかりとカシワの葉っぱの形です!

そうです、柏餅のカシワ!です。
五月には大活躍の主役級のカシワです。
長い冬をジミに越えて。

夏のカシワも楽しみです。

 

ところで。

いろいろと親切に
お世話していただいた野川公園の方が
展示に来てくださったのです!

いろいろその後の
近所のカシワとの出会いのこともお話しできて
うれしかったです。
そして話していたら
なんと娘さんは彫刻の作家さんで
まぁるとDMのやりとりしているギャラリーで
展示したりしているとわかりびっくり!

武蔵野公園でなく
野川公園にまず行けたことで
たどり着いたご縁でした。

Aさん、その節はほんとうにありがとうございました!
ぜひまたお会いしたいです。
観察園にも行きますね!

 

 

きょうの日。

朝陽を浴びて
色づいた小さなうめこが
ボチボチしてた。

こないだは不在だった。
今年も帰ってきましたと看板出てた
最寄駅のツバメに
今日は会えた。
おかえり。

朝から少しづつ、虹っぽかった太陽周り
見上げたら、まんまるな日輪。
まんまるは久しぶりかも。

 

きょうはそんな日。