
久しぶりにおひさまが出た日、下地日和とはげんでみた。油彩用のコレは、日常の中でもジェッソほどの違和感がない。そしてなめらか。油彩の何よりの魅力はそこだと思う。絵に取り組むことを肯定してもらってる気がしてくる。下地何枚か塗り、お天気に乗せられ、額装準備にホームセンターへ。翌日はまた校正チェックで一日外出。そして昨日ふと見ると、パネルに亀裂がある。
塗る時点で少し気になりつつ、隠蔽力ある下地材に期待していたが、ますます亀裂感ある。はて、と思いながら、これはこの木のパネルの願いかもと、生かす絵にしようかと思った。
水平線?海の絵は苦手だけど、海のイメージからくる感動的な思惑に抗いたい気持ちもある。
海へ行きたい行こうというのは、どこか策略的だ。山を見て、あーいいなと思うとは、大きく違う気がするあまのじゃく。
美しい海と空なら、じかに見るのにかなわない。あえて絵にするなら、特別感ない空と海がなんかいいみたいな世界にしたい。はて、できるかな。
曇り空が味わいがあるのも、油彩ならでは。ほんとの空はいつだってすてきだ。やっぱり油彩はより自然の感覚に近く取り組める気がする。
今まで、はぼ生きもの中心に絵をつくってきたが、来春の個展では、画面に生きものがいない絵が多いかもしれない。小川さんの、細かい描写を探すのが好きと言ってくれる人もいるが、それももうないかもしれない。
でも、見えないけれど、描かれてないけど、いるし、あるのです。そういう作り方を模索している。
草刈りされたあとに、しぶとく生き残ったアオバナ(ツユクサ)。お見事👏

